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リハビリの仕事~理学療法士と作業療法士~

私たちはリハビリというと、身体の方ばかり思い出してしまいます。高齢者の「リハビリ」、ケガからの「リハビリ」などがそうです。しかし、実際にはリハビリには身体だけでなく「心のリハビリ」というものがあります。

例えば、何かしらの事故や高齢化によって体の一部が以前よりも動きづらくなったとします。以前のように動けないとなると、気分も落ち込みますよね。だからリハビリを頑張って以前の自分を取り戻そうと励めるのです。以前の機能と同様にまで回復が見込めるならそれもいいのですが、治っても以前と同じようにはいかないという場合はどうすればいいのでしょうか?前者の場合にリハビリを担当するのが理学療法士、後者の場合にリハビリを担当するのが作業療法士になります。

理学療法士はメジャーな資格ですし、仕事内容も想像しやすいはずです。その人の症状に応じて身体を使ったリハビリプログラムを作成します。それにより機能回復を図るのが理学療法士の仕事です。一方で、作業療法士というのはあまり聞きなれないかもしれません。作業療法士の「作業」とは、日常で行う動作の連続のことを指しています。例えば、食器を洗うというのは、「食器を手に取る→水に晒す→スポンジを持つ→洗う→流す→拭く→片づける」という一連の動作の連続を意味します。これが我々が日常では意識しない「作業」なのです。作業療法士は、これを別の身体機能や道具・やり方を工夫することでその作業が達成できるようにリハビリするのです。ただし、元には戻らないという現実に突き当たった人には、まず代行作業で補えることを前向きに受け止めさせなければなりません。そのための心のリハビリが必要になるのです。心と体の使い方のリハビリを行うのが作業療法士と言えるでしょう。

いずれもリハビリに関わる仕事ですが、国家資格が必要です。医療系の専門学校やもしくはリハビリ学科のある大学などに通って技能を習得し、国家試験に合格する必要があります。最近では、高齢化社会によって理学療法士・作業療法士ともに需要は多くなっているようで人気も上がってきているようですよ。

Disabled rehabilitation